ライトニングテンションとかいう中学生ウケしそうな…
いや、逆に狙いすぎて受けないのかわかりませんが
「V>15 Extra」の性能を落とさず、軽くしたというのがウリです。
使用ラケットは「インナーフォースレイヤーalc」
バック面はオメガ7ヨーロの厚(2.0mm)
【基礎打ち】
まず、持って軽く打ってるだけで軽いのがわかります。
バック面はやや軽いぐらいのラバーですが、両面厚のような感覚で触れます
打球感はほとんど15です
【ドライブ・全般】
球筋は鋭いけど少し扱いにくいのがV>15。
なによりやや重かったので、余裕がないと振り抜けませんでした
一方V>11は軽いので振り抜きやすく、食い込みもよく感じます
数値上の硬度は同じで打球感もほぼ同じですが、少しだけ柔らかさを感じ、打ちやすいです
ドライブの鋭さを85〜90%ぐらいにして、打ちやすさを150%ぐらいにした感覚
まったく同等の性能とは思えませんが、鈍い人なら感じないぐらいの差です
【カウンター】
こちらもほとんど差は感じませんでした。
相変わらず打ちやすいです。
強いて言えば、軽くなった分だけ押されやすくなっているので咄嗟にコンパクトなカウンターをするときは少し意識する必要がありました。
【台上・レシーブ】
特別V15に感じてたことと変わりません
使いやすくも使いにくくもなく
【総評】
V>15にはstiffがありますが、実はあちらは新開発の別シートで、エボリューションFX-Sみたいなラバーでした。
むしろこちらのほうがstiffっぽいです。
V>11extra=真のV>15stiff という印象
ラバーの性能というのは『いい所』しか強調されず、使ってみると『重すぎ』『硬すぎ』で安定しないことが多いのですが…
V>11は謳い文句通りです。性能差もほとんど感じず、むしろこの微々たる差を望んでいた人は多いのではないでしょうか?
※ 柔らかく感じるのは個人の感想です