厚(2.0mm)をインナーフォース・レイヤーALCのバック面に使用
07系はコントロール重視のエントリーモデルということで「V15>stiff」よりもスピードや回転性能が落ちてコントロールが上がった物を期待していました
それでいて硬度的にも「ヴェガヨーロッパ」よりは上の球が出てくれるはずだと思っていました
【基礎打ち】
何かの間違いかと思うほど速いです
めちゃくちゃ速いとは思わないけど明らかに速い
このスピードでコントロール重視…?
弧線も低めで勝手にかかる感じはあまりないです
【ドライブ・下回転打ち】
速いけれどネットを越える程度の弧線はあり、ミスせず安定感はある
フォアでもバックでも特に問題はない
感覚的には「Q5」に近い
ただし回転量は大したことなく、速いドライブが安定して出るだけなのでフォアには少し頼りない
打点も落とし過ぎなければ入るし、落としてもそこまで難しくはない
とにかく許容できる範囲が広い
【バックラリー・ブロック】
とにかく速く、回転の影響を受けづらいのでやりやすい
相手の球威を気にせず、軽く当てるだけで振り回せるのでかなりフォア重視で構えていても問題ない
【台上】
ストップはやりやすい
フリックは好みがわかれそう
チキータは回転量が出ずカウンターされるので全力で打つ意味はあまりない
【後陣】
弾道低く失速するので武器にはならない
回転量もなく、辛い
【総評】
使ったのがかなり昔なのであてにならないのですが使用感は「プラクソン400」でした
でも打球感はもう少しハードです
「Q5」ソフト、「ファスタークS-1」ハードといった感じでしょうか
テナジーほどではありませんが食い込んで飛んでいく感覚があります
驚くべきはコントロールです
スピードとコントロールは両立できないものだと思っていましたがここまで安定するとは思いませんでした
とにかくフォア主体で戦いたい人のバックにいいラバーです
特にS-1では柔らかすぎるけどハードなスピン系は…と感じる人にオススメですね