粒高は回転量や変化(球の揺れ)が強いほど扱いも難しく、安定と変化がトレードオフなところがあります
悩むユーザーも多いですが、今回は卓球王国のレビュー動画(YouTube)を見てオールラウンドプレミアム2を使ってみました
フォア面は適当に裏ソフトをチョイス
カールP3やフェイントロングのように使いやすい粒高という印象
軽く打っただけでもコントロール性能に目が行きます
【ブロック】
特に意識せずとも低くなります
回転数も特別多くはありませんが、さすがに「陳-Qing-」よりはキレます
使いやすさのわりに反転性能はまあまあな印象
卓球王国のレビュー動画の通り、短さを意識するとイメージが変わりました
私は粒高専門ではないので決して技術はありませんが、非常にぴったり止まります
もちろん少しは浮いてしまいますが、粒高ビギナーの私がこれだけ簡単に止められるのにあまり浮いていないのが驚きです
回転重視のブロックも普通程度
ブチギレとはいきませんが、使いやすさ相応です
【プッシュ】
こちらも使いやすさプラスアルファ
特にミスなく、コントロールしやすいのにきちんと相手の手元でナックル性になってくれてボトボト落としてもらえました
こちらも長短がつけやすく、プッシュ待ちで相手が少し下がったところを浅めに落としてミスを誘う戦術が非常にやりやすいです
プッシュはあるレベルを超えるとカウンター待ちされやすいので、プレーに幅を持たせられるのは助かります
グラスだと短く止めると浮いてしまうのが悩みどころでした
P3αも浮く方だったでしょうか?記憶が曖昧ですが…
【カウンター】
ミート性のカウンターもやりやすい
特別意識しなくてもそれなりに入り、連打しようとした相手がやはり落とします
私の技術もあると思いますが、べらぼうに入るわけではないです
あくまでそれなり、半分以上はというところ
【総評】
冒頭の通り、粒高は高性能なほど安定性に欠けるものが多いですがオールラウンドプレミアム2は非常に高い次元でバランスのとれたラバーだと思います
ある程度使いやすいラバーを使っていて「もう少し変化をつけたい、でもコントロールできないのは怖い」という層は絶対にいると思います
全体的に長短のつけやすさが圧倒的に目立つラバーでした
中学生レベルでそこまで粒高を使いこなす人がいるかはわかりませんが、使いやすいラバーの部類ですし、偶然でも長短のつけやすさがチャンスにつながることもあるかもしれません
安定を捨てずにラバーを頼れるギリギリのラインだと思います。粒高つかいの方は一度試してみてもいいかもしれません。