卓球の攻略本

卓球に関する記録です

「スーパーヴェンタス」レビュー

 

ここ数年、コストパフォーマンスで地位を築いたヴェンタスシリーズの最新作です

とは言え、発売からもう半年近く経ちましたね

 

 

ラケットは柔らかすぎるとNG

スワットスピード、馬琳エキストラオフェンシブに厚で使用

 

硬めで中程度のひっかかり、いかにもドイツ系なシートと、桜色の硬いスポンジ

スピン系テンションの中でもヴェンタスらしさ、つまり勝手に入る安定性を重視しています

 

見た目の質感から実際の打球感まで含め、「エボリューション」「ファスタークP-1」を彷彿とさせるラバーです

 

ただ、それらよりわずかにシートが柔らかいのか、扱いやすさを感じます

どことなく「ラクザ7」に寄せている気もしますね

 

 

【厚さ】

 

柔らかく感じるとはいえ硬いラバーなので2.0mm〜にしましょう

中学生でも地区上位でパワーのある人向けです

 

【ツッツキ】

 

 

切れる、可もなく不可もなく硬度相応

 

【ブロック】

 

コントロールしやすいです

引っかかりがよすぎないのがいいですね

 

 

【ドライブ(対下回転)】

 

やっぱりエボ系のようにしっかりインパクトしないといけない感じはあります

G-1や64、ヴェガアジアのようにシートのつかみに頼るタイプではない

半端に当てると飛ばない

 

ただ弧線はしっかりしていて回転量もそれなりに出る

 

ただこのそれなりというのが曲者

他のヴェンタスにも言えることですがなんとなく入るのが非常に気持ち悪い…

回転量もスピードも武器になるほどではない

 

 

【厚さ】

 

2.0mmで使用。MAXだとかなり印象が変わりそうな気はします

  

 

【フリック・チキータ】

 

インパクトでスピードが大きく変わるので差は出しやすそう 

 

【ストップ】

 

引っかかりが適度なので◯~◎

切れたストップも出せなくはないけれど角度を間違える浮く

ただし飛距離は出ないので止まる

 

 

【総評】

 

スピン系テンションとしてはやはり物足りなさを感じます

 

これといった特徴がなく、使っていて何を武器にすればいいかわからない

 

ここまでインパクトを求めるならエボ系まで行けばいいのに…

もちろん安定性やコストパフォーマンスは素晴らしいと思いますが、やや中途半端な印象でした

 

ラクザ7に似ていると言いましたが私自身最近使っていなかったので次はラクザ7を購入して比較してみようと思います

 

もちろん安定性やコストパフォーマンスは素晴らしいと思います