今回は数え切れないほど使い、多くの小中学生にすすめてきたファスタークS-1です
厚さはいずれも厚、色は赤も黒も様々ですが反対側も厚で木材5枚合板に貼ることがほとんどでした
私自身はメインで使ったのが少し前になるのでレビューはその2を予定しています
【基礎打ち】
直線的な弾道です
シートに少し柔らかさを感じます
食い込みますが上には上がりません
スピード系ラバーのプラクソン350や400をスピン系寄りにアレンジしたラバーです
【ドライブ下回転打ち】
弧線は低いです
ですが食い込みはほどよく、球をしっかりつかむので、それほどミスはしません
打点を落とした低いループはミスしやすく、ゴリゴリにかけたループを狙うとがっかりします
フォアで使うとその低さに不安になります
やはりバック向けという感じです
パワーロス感も拭えず全力で打つより5割の力で低いドライブを出すラバーと割り切ったほうがいいです
【ラリー・ブロック】
バックで小さいスイングからパチパチ打つと快速ブロックが出ます
飛距離と回転量に不安が残り、下がるとダメなという印象
【台上・レシーブ】
シートそのものの摩擦力が絶妙で、相手の回転量の影響を思ったより受けません
強引に上書きツッツキするとある程度の球はなんとかなります
当てるだけだとやはり少し浮くなと感じるのですが、思ったほどではありません
【総評】
散々書きましたがTHEバック向きラバーと言った印象です
ただ、テンションラバー入門としては案外ファクティブより向いてるんじゃないかと思います
最近のラバーは回転全振りしすぎていますし、私はファスティブの硬さがあまり好きではなかったのでニッタク内で選ぶならこちらをおすすめします
そういう意味では小学生のフォアなんかでもいいと思います
どうせ下がることはありませんし、弧線や飛距離の違いを感じるためにも一度低いラバーを経験してみてもいいと思います
中学生以上であればほぼバック用でしょう
オールラウンドにこなせてスピードもある
「プラクソン」や「エクステンドGP」などスピード系ラバーだと回転量や球離れが気になる人向けです
何より迷わず回転かけてしまえばなんとかなる安定性の高さが中学生に向いていると思います
少し気になるラバーでもあるので久しぶりまた使ってみようと思います