卓球の攻略本

卓球に関する記録です

テナジーが合わない層について考える

 

スピン系テンション界の代表格「テナジー」ですが、独自の製法のためかこれだけトップ選手に指示されているにも関わらず「合わない」という層がいます

 

もちろん実力不足もあるのかもしれませんが、それなりの実力者にもそういった層がいます

 

あくまでも予想なのですが、やはりスプリングスポンジの勝手につかむ、飛ばすというオート性能が原因ではないかと思います

 

特に木材5枚などの柔らかめの打球感のラケットだと打球感がぼやけてしまい、気持ち悪いと感じてしまいます

 

私も初めて使ったときは木材5枚に05の厚だったのですが、当時はスイングが遅かったこともあり断念しました

 

 

それから2年ほど経ち、あらためてテナジーを試すにあたり「インナーフォース・レイヤーZLC」をチョイス

 

貼ったのは「テナジー05」の特厚

 

打ってみるとなるほどという感じ

 

厚みを増したことでスポンジを潰す時間が得られ、ZLCの硬い打球感が潰れきったことを知らせてくれました

 

スポンジを食い込ませる(潰す)打球感をわかりやすくすることでようやく打球感をつかむことができた気がします

 

 

以前05を使っていた選手が殴るように打つと言っていたのがわかる気がします

 

とにかくスポンジを潰すことに専念すれば、あとはラバーが勝手に回転とスピードを出してくれます

 

 

もちろん私ごときの実力で性能を100%引き出せているとは思えませんが…

 

それでも以前と大きく評価が変わったことはたしかです

 

実際、インパクトにさえ注意すれば振りはさほど問題ではないし勝手にかかるというのは楽です

 

 

しかしラバーが自動で球を飛ばすということは球質が収束するということでもあります

 

レーニングパートナーとして使うのであれば、これ以上のラバーはないでしょう

 

しかし私は自分の力加減でドライブに変化をつけて戦いたいのでやはり採用は見送りです

 

小中学生はFXや64でいいと思います

しかし正統派でパワーのあるドライブマンであれば採用するだけの価値があるラバーですね