R:スワット、リーンフォースAC
B:ヴェガヨーロッパ(2.0mm)
厚さは厚(2.0mm)
【基礎打ち】
すでにシートの硬さを感じます
しかしスポンジは意外にも柔らかく感じます
シートが硬すぎるのでそう錯覚しているのか、構造上食い込みやすいのかはわかりません
シートが硬いので打球感が感じにくいです
スワットはまだセーフですがリーンフォースACだと気がつくとラケットの弾みが出てしまいます
【ドライブ】
深いとは思いますが、高くはないです
むしろ低くい?
球は滑っていないのに持ち上がる感覚はあまりありません
でもしっかり回転はかかっています
強くインパクトすると打球感も見えてきます
弧線の調節がしづらかったのが難点です
【台上】
シートが非常に硬いので打球感がほとんどありません
ストップのコントロールがしづらく、予想以上にピタッと止まることもあれば、加減を間違えていることもありました
高摩擦なので当てるだけだとどうにも相手の回転に左右されます
フリックはスワットのときは回転を少しかけて流すように、逆にACのときはリスキーですがパワーフリックで抜きに行ったほうがいいです
ACのときは高摩擦を素材の弾きで相殺しているので回転の影響こそ小さいもののタイミングが難しいかったです
【後陣】
ACなら飛距離は出ます
思ったより低弾道ですが、相手の回転に負ける感じはしません
【総評】
全体的に難しいラバーだなと感じました
プラスチックボール初期に発売したラバーですがどうにも扱いづらい
ラケットとの組み合わせをかなり選ぶ気がします
アウターや7枚などのラケットと合わせてガチガチの組み合わせにすると活かせそうですが重量が気になるのと守備技術が難しそうです
5枚だとどうにも弾みが足りない
回転量と安定感にこだわるなら他のラバーでもいいです
特にサーブはなかなか食い込まず、ブチギ切れになったかと思えば切り損なってあらぬ方に飛んだりと非常に不安定でした
中学生にはとてもおすすめできません
「スーパーヴェンタス」「V>15 Extra」のほうが万能でしょうからおとなしくそちらを使ったほうがいいと思います