多くの人が最初は木材5枚合板、弾まないラケットから始めたほうがいいと言います
実際、私も最初はそう言われましたし間違ってはいないと思います
中学スタートでも、入部して半年〜10ヶ月もすればそれなりに打てるようになりセンスのいい人は2年生を倒すこともあるでしょう
そんな人たちは早々に上のグレードのラケットを使うべきだと思います
よく用具のせいにするなとは言いますが、飛ばないラケットで毎回フルスイングするために大きく動くのははっきり言って割に合いません
かえって力任せに打ってフォームが崩れるおそれもあります
ある程度のレベルでラケットを変えたほうが3球目でドライブを打つのは楽になります
身近な上手い人にフォームを見てもらい、問題ないようなら早々にラケットを変えてしまってもいいでしょう
ラケットの弾みが上がるほどコンパクトで無駄のないタッチが求められるので、それなりのセンスがあればそれに合わせて勝手に上手くなります
私も多くの小中学生を見てきましたがそろそろ頃合いだなと思った子に弾むラケットをすすめると「速いドライブの打ち方がわかった」「3球目で打ち抜けるようになった」といったメリットはありました
もちろんすぐには使いこなせるようにはなりませんでしたが、1っヶ月もすれば問題なく扱えていたと思います
逆に初めから弾むラケットを使っている子は回転をかける感覚やボールタッチが上達していないことが多かったです
自分の技量より少し上程度のラケットであればすぐ成長するのですが、あまりにも上すぎるとどうしていいかわからず伸びが阻害されているように感じます
よく見かけるのは「SK7」やアウターの「〇〇ALC」などで、なぜかバタフライ製が多いです
マーケティングがうまいから?それともパッケージがかっこいいからでしょうか?
用具研究をしていると初期と意見が変わってくることもありますが、今の所この意見は変わらないままです