初級者から圧倒的な人気を誇る、XIOMの名盤ですね
今回は今までの使用感(たぶん3回ぐらい貼った)をもとにレビュー
ラケットは一般的な5枚合板ならほとんど問題ないでしょう
私はコルベル、アデリー、バイオリンで使用しました
回転に鈍感な柔らかいシートと、本当にテンションかと思うぐらい弾まず、柔らかいスポンジで抜群のコントロールを誇るラバー(柔柔鈍感系)
中学生はバックにこれかラウンデルを貼っとけば問題ないと言われるぐらいです
ジュニアの選手でも、体ができてくる小4ぐらいまではフォアでもいいと思います
【厚さ】
中学生はバックドライブを振ることがほとんどないので1.8mm
もう少し回転やスピードが欲しい人は2.0mmでもいいと思いますが
守備特化の位置付けのラバーに中途半端に威力を求めても…
これからバックを強化するという人の練習用としてはあり…?
MAXって使ってる人いるんですかね…?
需要なさそう。
【ツッツキ】
相手の回転の影響をほとんど受けずに入る
横系も面を合わせれば問題ないし、多少合わなくても台に収まります
回転量は出せないので切れませんが、相手の回転も残すので決して打ちやすく返るわけではない。これはこれでいやらしい。
【ブロック】
こちらもコントロールしやすい
しっかり、ゆっくり食い込むのでインパクトしてからコースを選べますね
1.8mmならラケットの弾みも出やすいので、カウンター性の速いブロックも出せそうです
【ドライブ(対下回転)】
持ち上がらなくはない。
ただ遅く、半端に浅く、回転量が少ないの余裕で叩かれてしまう…
やはり攻撃力を求めるラバーではないか…
【フリック・チキータ】
遅い…低いし、やりやすいけれど遅すぎて決め手にはまずならない
【ストップ】
回転に鈍感なところは◎
応用としての切れたストップは✕
【総評】
やはり上手くまとまったいいラバーです。
初級者のバックに要求するすべてがつまっている
中学生のオールフォア卓球を支えてくれる立派な相棒です
基礎・基本が固まってきて
「レシーブから手堅く守りきりたい」
「威力はいらないから安定性がほしい」
という中学生は是非ヴェガヨーロッパにしましょう