XIOMから2016年4月に発売されたラバー
コルベル、スワット5PW、スワット、クリッパーウッド、インナーフォースALCにすべて2.0mmを貼って使用
感触としてはシートとスポンジが溶けて癒着したような打感(補助剤っぽい?)
5度柔らかくなったことで食い込みは増しました
全体的にヨーロッパよりもスピードとグリップ力で勝ります
XIOMはなかなか情報が拾えないのですが、シートはおそらくアジアから変わってないと思います
つまりアジア、アジアDF、ヨーロ、ヨーロDFはすべて同じシート?
相変わらず引っかかりは弱いので滑るため、擦るより食い込みを活かした打法がいいでしょく
ループドライブのように回転重視の打ち方をするなら木材5枚合板がいいでしょう
特殊素材や7枚合板でも試しましたがちょっと苦しい
ヴェガヨーロッパとの比較を中心にしていきます
【厚さ】
中学生はフォアなら2.0mm、バックなら1.8mm
【ツッツキ】
回転の影響は受けにくいですが、ヨーロッパと比較すると少しだけコントロールが落ちる
【ブロック】
スピード系ラバーのような球速
食い込みアップによりループが止めにくくなったことに注意したいところです
【ドライブ(対下回転)】
楽に持ち上がります
比較的柔らかいのにループの回転量はそこそこ出せる
スピード重視で打つと回転量は物足りないので過信は禁物
攻撃性能は住み分けがきちんとできており、使い方がわかりやすい
【フリック・チキータ】
速くなった分コントールはし辛い程度の差
過度な回転量はやはり期待できないがヨーロッパよりはやる価値がありそう
【ストップ】
回転に鈍感なところは◎
応用としての切れたストップは○
ただしコントロールが△
同レベルのラバーと比べて浮きやすい気がします
【総評】
ヨーロッパ同様上手くまとまったいいラバーです。
小学生のフォア、高校生のバックにオススメです
中学生だと特に女子のフォアでしょうか?
使い方ははっきりしているので全てにおいて回転量を求める人にはオススメできません
オールフォアで安定感が欲しいがチャンスボールを打つ際のスピードも欲しいという人は是非フォアに
バックでもヨーロッパからスピードと回転量をアップさせたい人はいいと思います