かつてはコスパ最強と謳われたXIOMの看板ラバーでした
2010年の冬頃には発売されていたので、もう9年前の商品になります
その後のスピン系テンションの流行と、ヴェガ・オメガのラインナップから考えても今のXIOMの主力とは考えにくいですね
今回使用したのはこちら
R:スワット、馬琳エキストラオフェンシブ
F:ヴェガプロ(赤/2.0)
B:レガリスレッド(黒/厚)
【基礎打ち】
硬い打球感で、ずっしりとした重みを感じます
パキパキと高い音が響きます
ドイツ系の感触
最近のひっかかり過剰なラバーと比べるとおとなしめでかなり使いやすく感じます
夏だと滑りそうです
【ドライブ】
硬いのでパワー不足だと棒球になります
ひっかかりも弱いのでこすってかけるのも難しい
ハードヒッター向けです
【ブロック】
こちらは逆に好印象、弾きやすいです
V>15のような回転に負けない操作性があります
【カウンター】
重さがあるので大振りでは辛いです
かと言ってコンパクトに速く振る力が私にはなかったので、打ち損じることが多々ありました
ブロック同様、押し負けることはないです
本人のパワー次第
【レシーブ】
この硬さにしては可もなく不可もなく
ストップが少し止まりやすく、あとは可もなく不可もなく
流し打ちが少しやりやすかったですね
これはG-1や05ではできないと思います
【総評】
旧世代のラバーという印象でしたが、これはこれで使いみちはあります
47.5°版のファクティブとでも言うんでしょうか
ひっかかりがおとなしく、硬さと重さのあるドイツ系でV>15やエボリューションに近いと思います
G-1のひっかかりやテナジー05の食い込みに慣れすぎていると物足りなく感じるかもしれません
小柄な人やパワーがない人には少し厳しいかもしれません
中学生は同硬度のスーパーヴェンタスのほうがいいかもしれません
私はラクザ7派ですが、高校生以上であれば一度試してみてもいいんじゃないでしょうか